水媒花

みんなで綴る短歌ブログ。

このブログで、共に短歌を学び、短歌で遊べたら幸せです。
宜しくお願いします。

《このブログでやりたいこと》
①ネット歌会 ~どなたでもお気軽にご参加下さい!第三回水媒花歌会は、詳細の決まり次第ブログで告知します。
②学びの共有 ~研究発表、短歌イベント参加レポート、読んだ歌集の感想など~
③交流    ~告知やちょっとした日常風景、作品など~
      寄稿受付 kimuramiwa11☆gmail.com (☆を@に変えてください)
             ※原稿料はお支払いできません。

ネット歌会

下記の日程で、第二回水媒花歌会を行いました。(ただいま雑談中)

9/16(日)~ 9/22(土) 参加者募集
9/23(日)~ 9/29(土) 出詠
9/30(日)~ 10/2(火) 投票
10/3(水)~ 10/7(日) 歌会(批評・意見交換)
10/8(月)~ 10/14(日) 作者名乗り・雑談
10/15(月)        掲示板クリア

歌会の流れや、ネット歌会の特色については、第一回の報告に詳しく書かれているのでご参照ください。
「水媒花ネット歌会報告」重吉知美
http://livedoor.blogcms.jp/blog/kimuramiwa-suibaika/article/edit?id=10579958

今回は13名の申し込みを頂き、詠草をお送り頂いた方は11名でした。
近くに支社や歌会の場がない方や、パソコンの操作が不安といわれる方、他結社や結社無所属の方なども、ブログの告知を見て申し込みくださり、とても嬉しく思いました。

本歌会の詠草は未発表歌扱いなので、私の歌に関する評をすこし紹介します。

  この夜を顔の消えるまでつながりあふ一滴ひとしづくの水銀

・情報がもう少し欲しい
・上の句は男女のつながりか
・〈顔の消えるまで〉
  → 個々の思いも消えるほど?
  → 強い情念を感じる
  → ムンクの『接吻』を思わせる
  → 一滴に映っていた顔が、粒の繋がることで大きくなり、見えにくくなったのでは
・〈水銀〉の意味
  → 液体状でつながっている、流動的という意味も
  → 繋がることで一粒ひとつぶが消える感じ、危険と美しさの共存
  → 一滴がどんな感じがよくわからない
・〈一滴ひとしずく〉
  → 重複は効いているのか?
  → 句跨りのリズムに躓いた
  → このようなリフレインは、初めに漢字、次に平仮名が多い、いきさつを知りたい
 
この歌は、実はネットの繋がりを意図していました。いつも繋がっている、あるいは繋がろうとするネットの世界が少し怖くなって詠みました。液晶に照らされる一人一人の顔に水銀の輝きを思いました。
しかしこれでは、上句も下句も抽象的で伝わらないですね。ネットであることが分かる言葉(具体の見える描写)があると良いのでは、という評もありました。そのほか、推敲を考えると気が遠くなりますが、たくさんの評や感想、有難く、大変勉強になりました。

ちなみに水銀ですが、昔、学校をさぼろうとして体温計をライターで炙ったら割れました
ティッシュで拭こうとしたのですが、当然吸わず、指で一滴一滴をつなげてゆき、床を滑らせて窓の外まで運びました。その輝き、感触、危険の香りが、とても魅力的に見えたことを思い出しました。
小学生の頃の話です。

(水甕岡崎支社 木村美和)




第2回水媒花歌会を行います。
ネット上の鍵付き掲示板を使用します。
パソコン操作に詳しくない方も、その都度手順を説明しますのでご安心ください。
どなたでもお気軽にご参加ください。

下記の日程で行います。

9/16(日)~ 9/22(土) 参加者募集
9/23(日)~ 9/29(土) 出詠(無記名)
9/30(日)~ 10/2(火) 投票
10/3(水)~ 10/7(日) 歌会(批評・意見交換)
10/8(月)~ 10/14(日) 作者名乗り・雑談
10/15(月)        掲示板クリア

参加申し込みは、第2回水媒花歌会幹事、木村美和までお願いします。

kimuramiwa11☆gmail.com (☆を@に変えてください。)
 
以下の項目をメールにてお送りください。

・名前(短歌でご使用のお名前・筆名)
・結社(無所属の方はそのようにお書き添えください)
・支社・グループ名(水甕社員のみ)

このブログでやりたいことの1つにネット歌会がありますが、
このたび、第2回水媒花テスト歌会を下記の日程で行いました。

4/16(月)~ 4/20(金) 出詠;無記名
4/21(土)~ 4/22(日) 投票;1人1首選
4/23(月)~ 4/27(金) 意見交換
4/28(土)~ 4/29(日) 作者発表

ネット歌会が初めてという方が過半数でしたが、普段会うことのないメンバーでの歌会は新鮮で、意見交換も活発に行うことができました。
本番については、まだ時期など検討中ですが、毎回ブログ上で告知し、その時どきにお集まりいただいたメンバーで行う予定です。
10名前後の定員を設けるつもりですが、当面、集まり過ぎる心配はないかな。
歌歴や結社などは問いません。お時間のあるときに、お気軽にご参加いただけましたら幸いです。

今回ご協力いただけました皆様、有難うございました。

(木村美和)

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