水媒花

みんなで綴る短歌ブログ。

このブログで、共に短歌を学び、短歌で遊べたら幸せです。
宜しくお願いします。

《このブログでやりたいこと》
①ネット歌会 ~どなたでもお気軽にご参加下さい!第三回水媒花歌会は、詳細の決まり次第ブログで告知します。
②学びの共有 ~研究発表、短歌イベント参加レポート、読んだ歌集の感想など~
③交流    ~告知やちょっとした日常風景、作品など~
      寄稿受付 kimuramiwa11☆gmail.com (☆を@に変えてください)
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つぶやき

4月23日、黒瀬珂瀾氏を講師に迎えて第21回幻桃全国大会が行われた。
講演(「歌にあらわれる命」)と歌会については、とても新鮮で学ぶことが多かったが、詳細は『幻桃』2018年7月号に収録されているので省略することにして、懇親会で行われた連歌風のゲームの感想を書きたいと思う。
これは、出されたお題(初句)に対して、テーブルごとに相談して7・5(二句・三句)をつけ、さらに別のテーブルが7・7(四句・結句)をつけるというもの。
お題はそれぞれ、「いつのまに」、「咲き終へし」、「流れ来る」。
いろいろ想像が膨らみそうなお題である。
ちなみに、私たちのテーブルは、「流れ来る」に7・5(二句・三句)をつけることに。
あなたならどんな句をつけられるだろうか。(こぼれ話②へつづく)
(幻桃 江口美由紀)

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~雨音ときみが言ふなら雨として回しつづける扇風機〈弱〉

                          (木村美和)

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ごつごつと狛犬じゃれあう音ひびく青島神社に匂い立つ闇 笹公人 

 
5月31日、水甕全国大会2日目、笹公人氏の講演「現代短歌の散文化とアニミズムの衰退について」の中で紹介された1首だ。狛犬とは神社に置かれている獅子のような犬のような動物の像で、魔除けの力があるとされている。雄と雌が対に置かれることが多く、その2匹がじゃれあう音がごつごつとひびくという。ちょっと不思議で、ちょっと怖い。穂村弘が「怖い歌はいい歌」と言っていたのを思い出す。怖い歌はたしかにおもしろい。怖いと思う人の心に触れてくるから。講演のなかで「目に見えるものは見えないものに触っている」という言葉が印象的だった。   (加藤直美)

  悪霊に憑かれしファービー甘え声でオレゴン州立刑務所を語る   笹公人

  幽体を剥がしてメールに添付する行きたいところは聞いてやらない      笹公人
                                         

 半年ほど前から、西宮市の点訳ボランティア養成講座で点字を習っている。
点字は縦3点、横2点の6点で表し、母音と子音の組み合わせで音を表現するので、ローマ字の表記に近いのだが、実に細かいルールがあり悪戦苦闘している。

 たつぷりと冬の日差しがふりそそぐ宇宙の端の点字図書館

 缶の蓋の点字〈お・さ・け〉と読める夜は弓手に触れて飲む人思ふ
 
 白い頁に散りばめられたこの白い点字の星に届かない手の

   加藤直美 芦屋水甕短歌会『五月風38』より 


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サトウキビ

沖縄土産に戴いたサトウキビ。
食べるのも目にするのも、初めてです。
表面を剥く、、というより薄く削ってガジガジ齧ると、素朴な甘さの汁が滴ります。
これが結構硬くて、見た目は中身の詰まった竹みたいで、
ガジガジガジガジガジガジガジガジ、、、
飽きたとか、顎が痛いとか言う子ども達のあとも引き受けて、
ガジガジガジガジガジガジガジガジ、、、
ガジガジガジガジガジガジガジガジ、、、
噛みしめる歯ごたえと素朴な甘みを、いつまでも1人味わっていた春の日の午後。

~噛みしめる思いは遥か黍畑に吹く風の色をまだ見ずにゐる

                           (木村美和)







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