先日書いた記事、「強いられる言葉~「あじさい」第36号より」を読んでくださった方から、ご指摘頂きました。

 

 雨もよいの空を一羽の鳶の舞う 耳を塞ぎし言葉に屈す    荒美津子

 

 ご指摘いただいたのは 「雨もよい」。聞きなれない言葉ですが、調べることもせず、「雨模様」と同じかな、雨が降っているのかな、などと安易に読み進めていました。

いやいや・・・・・・、「雨もよい」って、雨降っていないのですね。と言うか、「雨模様」も、雨降ってない!恥ずかしながら知りませんでした。勉強不足ですみません。。

 

あめ もよい 【雨催い】-もよひ  雨模様。

あめ モヨウ 【雨模様】-ヤウ   雨の降りそうな空の様子。

 

  もよい 【催(い)】もよひ  もよおすさま。その状態になる気配が濃いさま。「雨」「雪準備。用意。

  モヨウ 【模様】-ヤウ  ありさま。様子。 (①③省略)

 

ちなみに、

あま ぞら 【雨空】  曇って雨が降りそうな空。

あめ もよ に 【雨もよに】  ()雨のふる中に。

 

「雨空」まで、雨降ってないとは!めっちゃ降ってそうなのに、と思うのは私だけかな。

でもって、「雨もよに」だと、雨降ってるのね……。ややこしいな。
そしてさらに、「デジタル大辞典小学館」には次のようにも書かれています。

 あめ モヨウ 【雨模様】

  1. 雨の降りそうな空の様子。あまもよう。「雨模様の雲」

  1. 雨が降っているらしい様子。あまもよう。「山間部は雨模様らしい」

[補説]1が本来の意味。2は新しい意味で、近年はさらに「現に雨が降っている」意にも使う。
文化庁が発表した平成22年度「国語に関する世論調査」では、「外は雨模様だ」を、「雨が降りそうな様子」の意味で使う人が43.3パーセント、「小雨が降ったりやんだりしている様子」の意味で使う人が47.5パーセントという結果が出ている。
(デジタル大辞典小学館 https://dictionary.goo.ne.jp/jn/6741/meaning/m0u

このたび、辞書を引くことの大切さを痛感いたしました。

教えてくださった方、有難うございました。

(水甕岡崎支社 木村美和)

 

(関連記事「強いられる言葉~「あじさい」第36号より」

http://livedoor.blogcms.jp/blog/kimuramiwa-suibaika/article/edit?id=10338417